確かにその月齢くらいのベビーちゃんは歩くのが楽しくて楽しくてしょうがない時期ですね。「じっとしてて！」というのもなかなか無理な話でしょう。ですから、まずはママ自身が発想の転換を。写真を撮ることを目的としながらも子どもの動きに付き合って！ママがカメラを持って、付いていくくらいの気持ちで撮影に臨むのがいいと思います。決められた場所で「止まって！」「こっち向いて！」というよりも子どもが楽しんでいる姿を写真に収めたほうが表情も自然でいい仕上がりになると思いますよ。枚数を気にせずどんどんシャッターを切るのもポイントです。

また、動き回ってなかなかピントが合わない、全身写真がきれいに撮れないという場合は兄弟やパパにも参加してもらいましょう。子どもの好きなキャラクターの人形などを使ってカメラの方に注意を向けたり、兄弟に笑わせてもらったりするのもいいでしょう。どんなに動き回る子どもでも、動きが止まる瞬間はあるはずです！　そのシャッターチャンスを逃さないように頑張ってください。写真撮影は根気も必要です。ある程度の年齢までは手際よく済ませようとせず、時間をかけて行なうことがいい写真になる秘訣です。